分卷阅读2(1/7)

11

「く…ッ!やめろ…!!やめろおォ……ッ!!」

抚で上げられたと思った矢先、その场所はテールによって割り开かれた。

强引に、无理矢理に、しかし、ひどく、滑らかに。

痛みや、苦痛はない。

あまりにも、スムーズな、侵略。

「く…うう……ッ!!」

矢じり状に尖らせた先端を、紧张に収缩するディルトの秘所へとあてがうと、テールは一瞬、照准を绞るように动きを止めた。

まるで、铳を构えたハンターが、获物に照准を合わせた直後、静かに息を止めるように。

「く……そ……!!」

その後は、思い返すのもおぞましい、身の毛もよだつ瞬间の连続だった。

动きを止めたテールの様子に、ディルトがぎくり、と身を强张らせたその刹那、照准を定めたテールの触手は加减など一切なしに、目指す目的地へ向け、尖らせた先端を突き出した。

「ああああッ!!」

贯かれた瞬间に、ディルトは喉を反らせ、全身を弓なりにしならせながら、短い苦闷の叫びを张り上げた。

遂に……遂に自分は……!

脳里によぎる夕日の中で吼える魔狼と、锁に繋がれながらテールの侵入を许した自分の姿が、重なりながら头の奥に消えていく。

突き入れられた先端を、tun部から伝わる异物感が确认させる。

自身の体温よりもずっと冷たい何かが、今この瞬间、自分の体内に存在している。

「く……ッ!!」

生まれてはじめて感じた体内への侵入という冲撃と、それを分かっていながら、どうする事もできず、遂にその侵攻を许してしまった自らの无力感に板挟みになって苛まれながら、ディルトは睑を伏せて强く奥歯を噛み缔めた。

これで……终わるのか……!

こんな……こんな事で……终わるのか……!!

魔王と刃を交えて、共に讨ち死にをする訳でもなく。

志の果てに、希望を背负って人々の前で微笑みながら逝くのでもなく。

こんな――!!

「ッ……!!」

暗くshiった牢狱の中、谁に看取られる事もなく、低劣な魔物によって体内から命を夺われ、最期には锁に繋がれたままの格好で死んでいく自分を脳里に描いて、ディルトは悔しげに唇を噛んだ。

先刻も告げたが、命を落とす事は怖くない。

後悔もない。

ただ。

ただ、こんな无意味な死は。

谁にも、何にも贡できず、希望の辙にも、未来の础にもならぬこんな死は……!

「く、そ……ォッ…!!」

歯噛みし、悔しさに眉根を寄せると、自分がひどく、不様に思えた。

结局、俺には何ができたのだ。

共に生き、剣を取った、大切な仲间たちを魔王に杀され、その屍の上に辉かしい光明を见出すでもなく、最後には……。

「く……ッ!」

狭く劣悪な环境の牢に捕らえられ、魔王どころか、名も知らぬ魔族たちに嘲弄されながら死んでいく。

「く……す、まん……みん、な……」

思わず、弱気な声が唇から零れ落ちると、それは静かな牢の冷たい壁面に反射して、ひどく虚ろに暗闇の中に吸い込まれていく。

「……ッ…」

このまま、待つ事しかできないのか――。

肢体に施された拘束を解き放つ事もままならず、命を夺う侵入に抗う术も持ち合わせない。

ならばこのまま。

「…………ッ」

このまま自分は、体内からテールに喰われ、生命を失う最期の一瞬までも、待ち続ける事しかできないのか――。

この瞳から、希望の火が消えるその瞬间に、俺は一体、何を思いながら暗黒の渊へ落ちていけばいいというのだ――。

そう思い、苦し気に短い吐息を吐き漏らした时、ディルトの尻の中で、テールの触手がずるり、と不気味に蠢いた。

12

「く……ッ!」

自らの体内でうねるように动いたそれに、ディルトは顔をしかめて呼応した。

「こ…の……!」

己の身体の中で、自らの命以外の生命体が、今、确かに息づいている――。

「く…ッ!」

思った矢先、もう一度、テールが动いた。

今度は、先刻とは违い、跳ねるようにして、ディルトの体内のより深い场所へとり込んでいく。

「や、めろ……!」

ずるり、と短い音が身体の内侧から响いて、その直後には、tun部の中心が、ぬめる粘yeと共にテールの触手を饮み込んでいく。

无论、そうしたい訳ではない。

それどころか、ディルトの身体は、本能とも言える防御反応として、体内への侵入者を拒む为、侵入口となっている肛门を何とか闭ざそうとさえしているのだ。

强引に割られた括约筋を、下半身の筋力を総动员して眉根を寄せつつ収缩させる。

させている、はずだ。

それなのに。

「ッ……!」

ディルトの悬命の防御策を嘲笑うかのように、尻の内部へと侵入を果たしたテールの进军はとどまるどころか、むしろその速度とJing度を上げはじめる。

最初はゆっくりと、そして探るように动いていた触手の先が、今は明确な侵略の意図を持ったかのように蠢くと、それはディルトの肛门口を力强く割りげながら押し进む。

「く…う……!」

决して後退する事のない、决定的で粘质な侵攻に、ディルトの身体は不规则な危険信号を点灭させながら打ち震えた。

木制の樽の中から这い出た当初、岩肌が剥き出しのままの床面を、所在无げにずるずると这いまわっていた触手たちのほとんどが、今やディルトの身体……下半身に取り付いている。

先阵部队とも言える、最初の触手がディルトの尻の中心を贯いた後、それらの触手たちは、次军、そのまた次军、と宣言するかのように、顺を追って、ゆっくりとディルトの尻へ向かって遡上した。

「く……ッ!」

体内をまさぐられるような感覚と、それと同时に、下半身を舐め上げるように这い上がってくる不快感。

「く…うう……!」

今の自らが置かれた状况を、深く想像すれば思わず呜咽してしまいそうになって、ディルトは强く睑をつぶって吐息を噛んだ。

このまま、では……。

このままでは……俺は……!

だが、思った所で対応策など皆无だった。

唯一自分の武器となるはずの爱剣もなければ、その白刃を振るう为の腕も、今では头上で拘束された。

足には钢鉄の枷をはめられ、铠を剥がれた下一枚の身を守る术もない姿で、ディルトは牢の中に吊るされているのだ。

その上、とうとう、无防备なrou体は、おぞましきテールの侵略を、なす术もなく受け入れた。

「く……ッ」

正しく、万策尽きた、と言える様相だった。

谛めたくはない。

谛めたくはないし、谛めるつもりもない。

最期の最期まで、自分は勇者である、辛辣な现実に向かい合い、生き抜く人々の希望であるのだ、と夸りと気概を持って、目の前の惨状と相対するつもりだ。

だが。

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